[動画] 日本剣道形の小太刀三本目

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■日本剣道形の小太刀3本目は、すり上げ・すり落とし、すり流しです。
 
打太刀:中段(太刀)
仕太刀:下段半身(小太刀)
 

 
留意点

  • 1本目同様、心の入り身

 

仕太刀

打太刀

・下段半身の構え ・中段

互いに進む。

・打ち太刀が3歩目の右足を踏み出すとき、仕太刀が入り身になろうとする。 ・(仕太刀が入り身になろうとするので、)上段に振りかぶり、「ヤー」のかけ声で仕太刀の正面を打つ
・すりあげ、直ちにうち達の右斜めにすり落とす。
左足を斜め前に踏み出し、身体を斜めに開くと同時に、胴を打ってくる打ち太刀の刀を左鎬ですり流し、そのまま「トー」のかけ声とともに左鎬で、うち達のつば元にすり込み、小太刀のはばきで打太刀のつば元を押さえ、 (刀をすり落とされたので)直ちに左足を踏み出して、仕太刀の右胴を打つ
さらに入身となって、打太刀の二の腕を制する。※ 腕の制し方
間接のやや上を横から押さえること。

(打太刀が左後方にひくので)そのまませめて2~3歩進み右こぶしを右腰にとり、刃先を右斜め下に向けて剣先をのどにつけ残心を示す。

左後方にひく

左足から中段 右足から中段

互いに中段になりつつ元の場所に戻る。

※仕太刀は左足から3歩下がること。

 
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勝負の必勝法(竹松健 先生)

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八王子剣心館道場館長 竹松健 先生は、全日本高齢者剣道大会で優勝7回、準優勝4回の戦績を持ちます。重度の心筋梗塞を経てなお、剣道に取り組んでいます。3度の死を経験したという同氏だからこそ、下記の境地を実践できるのではないかと思います。わかっていても、実践するのが難しい課題です。
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構え_顔(宮本武蔵の五輪書)

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顔・・・宮本武蔵の「五輪書」の教え

  1. うつむかず、
  2. あをのかず、
  3. かたむかず、
  4. ひずまず目をみださず、
  5. ひたいにしわをよせず、
  6. まゆあいにしわをよせて、
  7. 目の玉うごかざるやうにして、
  8. またたきをせぬやうにおもひて、
  9. 目をすこしすくめるやうにして、うらやかに見ゆるかを、
  10. 鼻すじ直ぐにして、少しおとがいを出す心なり

備考:稽古や試合において疲れが出てくるとだんだん首が短くなります。注意したいものです。

構え_頭部のあり方(藩士9段 松本敏夫先生)

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頭部・・・ 藩士9段 松本敏夫先生の教え

  1. 頭は直立した脊椎に接続する頚椎に安定させることが大切です。
  2. 耳と肩を一直線にする
  3. 首筋と項(うなじ)をまっすぐする(あごを引く)
  4. 奥歯を軽くかみ締める
  5. 下あごに少し力を入れて首筋を垂直に伸ばす
  6. 舌は下あごの中に納める
  7. 髪の毛を束ねて持ち上げられた気持ちになる

備考:上述の教えにこだわりすぎて肩や首に力が入り、硬くなってしまっては意味がありません。

[動画] 第56回全日本剣道選手権大会 公開演武

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第56回全日本剣道選手権大会 日本剣道形の公開演武です。

日時:平成20年(2008年)11月3日(祝)
会場:日本武道館 東京都千代田区
打太刀(左)剣道範士 千葉 仁(第14.17.20回大会優勝者
仕太刀(右)剣道範士 中田琇士(第29回大会優勝者)
 
 
 

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